第6回ZSK技術セミナー
第2回職場改善発表大会
日 時:2026年1月26日(月)12:00〜17:25
形 式:伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社 本社 32階会議室
参加者:136名
- 組合員38社122名、賛助会員1社1名、新聞社4社4名、ご招待2社6名、事務局3名
全国厚板シヤリング工業組合(ZSK)では、2026年1月26日(月)、伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社本社32階会議室において「第2回職場改善発表大会」を開催した。本大会は、各社が日常的に取り組む職場改善活動の成果を共有し、企業間の相互研鑽を図るとともに、現場作業者・実務担当者同士の横のつながりを強化することを目的として実施したものである。第1回大会において多くの参加と好評を得たことを受け、今年度も継続開催となった。
開催にあたっては、組合員各社へ広く案内を行い、改善事例の発表者を募集した結果、7社から応募があった。発表は1件あたり20分(発表15分、質疑応答・コメント5分)のQC大会形式で実施し、安全、品質、生産性、人材育成、働き方改革、DX推進等、各社の現場課題に即した多様なテーマが報告された。当日の参加者は、組合員38社122名、賛助会員1社1名、新聞社4社4名、ご招待2社6名、事務局3名の合計46社136名であり、会場は終始熱気に包まれた。各発表後には活発な質疑応答が行われ、参加者にとって実務に直結する示唆に富む内容となった。
↓↓↓ 各社の発表資料は、PDF資料(1up/page)としてダウンロード頂けます。ダウンロードには会員のIDとパスワードが必要です。 ↓↓↓
各社の発表概要は次のとおりである。日新産業株式会社(関西支部)は「組織力強化と人材育成」をテーマに、現場の教育体制整備や役割分担の明確化等を通じた人材育成の取り組みを報告した。人材の定着と能力向上を軸に、組織力を底上げする方策が示された。豊鋼材工業株式会社(九州支部)は「設備改善によるFLZノロ処理コストの削減」について、回収作業に伴う負荷低減と処理コスト削減を両立させた改善事例を発表した。設備面の工夫により作業効率を高め、改善効果を具体的に示した。JFE鋼材株式会社(東京支部)は「緊急SOS!1棟の危険な要素をぜんぶ抜く大作戦!」として、職場に潜む危険要素を洗い出し、優先順位を付けて対策を進めた安全改善を報告した。具体的な危険箇所への対応を積み重ね、事故防止と安全意識向上につなげた内容が紹介された。玉造株式会社(北海道支部)は「BT製作における作業工数低減」をテーマに、工数増大に伴う時間外労働や納期遅延の課題に対し、工程見直し等の改善を実施した事例を発表した。生産性向上と作業負荷軽減に資する取り組みとして整理された。東海鋼材工業株式会社(東海支部)は「都度部品出荷工程における作業負荷の低減」について、類似形状部品の取り扱いが多い工程に着目し、作業標準整備と工程改善による負荷低減の取り組みを報告した。現場の作業性向上と効率化に向けた工夫が示された。日鉄神鋼シャーリング株式会社(関西支部)は「ドリル穴加工機 無人稼働時の停機対応」をテーマに、無人稼働における停機発生時の対応方法を整備し、安定稼働を図った改善事例を発表した。操業安定化と生産性向上の観点から有用な内容となった。芝浦シヤリング株式会社(東京支部)は「出荷明細回付のDX化~トラック待機時間の短縮とペーパーレス化」について、情報伝達のデジタル化を進め、物流面の改善と業務効率化を同時に実現した事例を報告した。現場運用に即したDX推進の好例として注目を集めた。
発表終了後には参加者全員による投票審査を実施し、最優秀賞は芝浦シヤリング株式会社(東京支部)による発表「出荷明細回付のDX化~トラック待機時間の短縮とペーパーレス化」が選出された。
続いて全国厚板シヤリング工業組合の中島理事長による総評が行われた後、同会場において懇親・交流会を開催し、大会参加者および発表者間の交流を図った。発表内容を踏まえた意見交換や情報共有が行われ、企業や支部の垣根を越えたつながりを深める場となった。
本大会を通じて、各社の職場改善活動の成果を共有するとともに、現場主導の改善文化を業界全体でさらに発展させていく重要性を改めて確認する機会となった。今後もZSKでは、現場力向上につながる取り組みを継続していく。